新米ママ~育児に物申したい!BLOG~

ママになって…子や夫や

子供を叩いた日のこと

はじめて、ちゃんと叩いた日。


息子、一歳6ヶ月の後半の頃。


ご飯の時、ついつい遊び食べをする我が子。

そこに私がついつい、ご飯を食べさせようとしたり、

食器を倒さないようにずらしたり。


それが気に食わなかったようで、息子は怒ると物を床に投げる。

食べ物が入ってても容赦なく投げる。


前から何度もやめて、こら、食べ物を投げてはいけないと叱ってきましたが


この日は、前日に食器を落として割ったこともあり


今日も食器ごと床に投げつけて。


また同じことの繰り返しをした、


と思い、一瞬の迷いの中、

これをするべきだとその瞬間選択をして、

頭を叩いた。


叩かれたことと、私の怒った顔を見て、息子はえーんと泣いていた。



その後、私は黙々と落とされた味噌汁と食器を片付けて。

選択して叩いたとはいえ、叩くことは正解だっただろうか?

そんな自問自答の間に作業をして


その間、

息子がわたしの機嫌を探っているように感じた。動向を伺い、おとなしくご飯を食べ始めた。

息子は、自分が悪いことをした、ようには感じているようだ。



最後は息子がご飯を食べた食器をカウンターに戻そうと、私に

はい、どーぞをしている。


ありがとう、と笑顔で受け取る。


叩いてごめんね。ただ、ご飯を粗末にしてほしくないんだ。大切なものだから、投げないでね。


そんなふうに伝え、ごめんねと大好きを何度か繰り返しながら、寝かしつけまできた。


寝かしつけて、

気になってネットで、叩く育児について調べると


まーネガティヴ要素満載。

叩く悪。笑


たまらず夫に相談。


叩くことが必要だとおもったのなら、そうなんじゃないか?

育児に正解はない。


本当にその通り。叩いたらダメ、というわけではない。

叩き方や状況もあるだろうけど、感情的に、常習的に、押さえつけるようにではなかった。


必要だと、その時感じた。

ことの重大さを、わかってもらいたかった。


夫からみると

私は手を割りと出すから、もっと放っておくといい。と。


でも、ご飯それだと食べてくれない、ちゃんと栄養とらせないと!


と、

その瞬間心の声が聞こえたけれど、

子供も遊び食べをしながら、すべてのことが遊びの今は、食べることも興味のあること。


それを邪魔されたら、確かに嫌だよな。

その気持ちに、私は寄り添えていなかったことに気づいた。


相手の立場に立つ。

特に親の方が強い立場になってしまうから、子供の心に共感するというのは、本当に大事なことなんだと気づいた。


まずはそこを、正すべきだと、

自分を改めることにした。


次の日。

また別件で、息子は食器を投げ落とした。


わかってねぇな。笑笑



結論。


叩いた後の葛藤、後味の悪さ、からみると、この頃の月齢にはまだ響かなそう。でも、その後の生活で少し、一瞬自分の行動を止めようとする息子の姿も見られた。(テーブルに叩きつけて床にはおとさない笑)


何が正しい悪い、ではないけれど


私はやはり我が子を叩くのは、

とっておきの時だけだなと。

叩く以外にも、方法はある。


私は、息子の食事中席を立つことが増えた。気になるから、もう見ない。笑


こぼしそうになっても、手でグチャグチャ食べ物を掴んでも、


やらせておく。

いつかはやらなくなる。

その好奇心を、応援してあげる。


そうすると、息子が怒る回数は明らかに減ったなぁ。


言葉で言えない分、態度で表すしかない息子。

その気持ちをまず察することが重要だと、知った一件。


でも、叩かなければ気づかなかったことだから、わたしには必要だった。


そんな一件。